【BMW】3シリーズ/セダン 左リアドア/左クオーター凹み 鈑金塗装

【BMW】3シリーズ/セダン 左リアドア/左クオーター凹み 鈑金塗装

入庫&損傷確認

今回入庫した車両は【BMW】3シリーズ/セダンです。

死角となりやすい左リアドア、左クォーターを損傷していました。
別のアングルから数枚写真を撮影しました。
凹みが確認できます。 今回の凹み具合であれば板金での修理が可能です。

見積

ご要望

・自損事故で、車両保険を使用しない。
・できるだけ金額を抑えて、綺麗に仕上げたい。

以上のことから、鈑金/塗装のご案内を差し上げました。
塗装箇所も損傷部分のみになっております。

概算

部品代:1万
工賃 :12万
小計 :13万

作業

凹み箇所の塗装を剥ぎ、鉄板をむき出しにします。
塗装を剥ぐ理由は、スタッターという工具を使用するためです。
この工具は電流を流して鉄板に先端を溶着させます。
その後、左手で支えているハンマーを手前に引くことで凹んでしまった箇所を復元します。
この作業で重要なポイントは、ボディーラインをしっかりと復元しておくことです。
ボディーラインが崩れてしまっては塗装したときに見栄えが大変悪くなります。

ハンマー等で凹凸を均した後に、パテ(ペースト状の肉盛り素材)を使用します。
主な目的はボディーラインを成形、凹凸を無くすことです。
パテの際は鉄板との高さがなだらかになるように削って処理します。
この工程を怠ると、パテを付着させた箇所が浮き上がって見えてしまいます。
最悪の場合、パテが塗装表面ごと剥がれてしまいます。
また、今回はタイヤハウジングのラインが変形していたため、
パテの切削によって復元していきます。

パテによる成形が終わると、2液タイプのサフェーサーを塗布します。
2液タイプサフェーサーは
・パテの巣穴を埋め、上塗り塗装の塗装肌を滑らかにする。
・カラーベース塗料の隠蔽性(いんぺいせい)・密着性の向上。
・調色の補助
といった役割で使用します。

サフェーサーを研ぐことによって、サフェーサーと以前の塗装面の境界を滑らかにします。
この作業によって、上塗り塗装を行った際に、歪の少ない綺麗な仕上がりできます。

サフェーサーの研磨が終わると、塗装ブースに車体を移動します。
下の画像のように入念に養生し、塗装を行います。
ドアの内側も塗装する必要があったのですが、
ドアを開閉して塗り分けることで1回の塗装で仕上げております。
塗装条件を極力同じにすることで、色合い、馴染みをよくします。

ドアの内側の写真です。
プレスラインより”浮かし”と呼ばれる養生を行っています。
こうすることで、新塗膜と旧塗膜との境界がわかりにくい仕上げとなります。

ドアハンドルの部分をアップにしました。
この部品は普段外して塗装を行いますが、予算の都合上、脱着を行っていません。
しかし、精度の低い養生を行うと、仕上がりに影響を及ぼします。
養生はマスキングテープで画像のように行います。

塗装後は乾燥を経て、磨きを行います。
ぼかし際を処理し、塗装肌を新車時に近づけます。
画像はダブルアクションポリッシャーによって最終工程&チェックを行っています。

完成写真

コメント

この度は修理のご依頼、誠にありがとうございました。
修理の方向性(鈑金可能かどうか)を明確にし、ご予算に合わせた修理をさせていただきました。
初めてのご依頼で不安な点もあったのではないかと存じますが、確かな品質と技術力で自信をもって納車いたしております。
仕上がりに満足されたということであれば、今後も弊社をご指名いただければ幸いです。

弊社は優秀なスタッフが揃っておりますので、輸入車の対応も問題なく行えます。
輸入車を理由に修理を断られた。など他の修理工場でできない案件も取り扱っております。
まずはお電話、問い合わせフォームよりご相談くださいませ。

担当:千々岩

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